なたまめの奇跡

  1. 世界中で利用されている刀豆

    なたまめは、食用または薬用目的で、世界中で医薬品としても利用されています。

  2. 唯一なた豆だけに含まれる成分 コンカナバリンA

    なた豆には、タンパク質やミネラル、ビタミンなどの栄養分がたっぷり含まれているほか、サポニンや酵素の力によるさまざまな効果が期待されています。

    機能性成分として、第一にアミノ酸の一種カナバニンがあります。第二はコンカナバリンAです。そして、ウレアーゼと続きます。さらにミネラル(カルシウムやカリウム、鉄、マグネシウム、リン、亜鉛)などを多く含んでいます。

    コンカナバリンAは、唯一なた豆に含まれる特有の成分です。これはレクチンと呼ばれるタンパク質で、特定の糖に結合する性質を有します。カナバニン、コンカナバリンA、ウレアーゼは、なた豆が注目を浴びることになった成分たちです。

    この特徴的な成分をもつなた豆が、近年では健康食品として注目され、身近な製品にも使われています。例えば歯磨き粉などは赤なた豆と相性がよく、随分と使われる方が増えました。また、気軽に栄養成分を摂取できる健康茶は、ご年配の方や、春先に幅広い年代の方々に親しまれてます。またノンカフェインのため妊婦さんやお子様にも飲まれています。

  3. 生食は注意して下さい

    成長したなたまめには、豆類特有の強いアクがあるため、生食では食べられません。 適切な加工処理をせずにそのまま食べると、嘔吐や下痢、腹痛などの症状を引き起こします。 昔から「毒と薬は表裏一体」と言うように薬効をもたらす成分(青酸配糖体や有毒性アミノ酸のカナバニンやコンカナバリンA)に由来するもので、人体には強すぎる薬効性ということになるのでしょう。

    調理する前に2日ほど水に浸して、ゆでこぼしを2〜3回して水にさらした後、炒ったり発酵したりすれば毒性はなくなります。が、自宅で育てたなたまめで料理やお茶を作ったりする場合は、充分に注意を払って処理を行う必要があるでしょう。

なた豆普及会

当店も協賛するなた豆普及会では、収穫までのサポートはもちろん収穫したなたまめの買い取り先を紹介しています。安心・安全ななたまめ製品に生まれ変わります。

お困りごとがありましたら、普及会のサイトからお問合せください。