CTC製法のメリット
 
熱湯を注ぐとアフリカつばきの水溶性成分(カテキン・カフェインなど)がすばやく茶液に溶け出します 。 
アフリカつばき独特のとてもきれいなワインレッド色が茶液に出ます。
アフリカつばきの一大特徴、すばらしい香りが強く出ます。
コクや渋みも逃がさず抽出でき、品質も安定します。
 
教えて! 酸化発酵
 
茶汁には葉を酸化させる酵素が入っています
揉捻すると表皮細胞から茶汁が絞り出されますが、茶汁に含まれる「タンニン」が酵素の活性を受けて酸化発酵します
酸化発酵はアフリカツバキ茶を作るうえでとても重要な作業
湿度や温度がしっかり管理されていてこそ、アフリカツバキの香り・水色・コク・味が生み出すことができるんです。

熱を加えることで、酸化発酵を止めることもできます
例えば・・・
ほとんど酸化させずに仕上げたものが「緑茶」=不発酵茶
30%〜70%の酸化で発酵を止めたものが「ウーロン茶」=半発酵茶
茶葉を十分に完全発酵させたものが「アフリカツバキ茶」=発酵茶

 
 旧作業はこんなやり方してました
 
 
ふるいわけ作業。
(たまとき) 前の作業で揉捻された生葉は熱によって固まります。その固まった生葉を解きほぐし、大きい葉を再び揉捻機に戻します。
茶葉全体が空気に触れることで平均して酸化発酵が促進されます。
同時に茶葉の大きさもそろえていきます